ミステリーハンターこういち 第2回「三種町の温泉街にある謎の施設『へめつ基地』」

※2016年3月23日追記:諸事情によりへめつ基地は閉店してしまったようです。

22_001こんにちは、三種町のミステリーハンターこういちです。今回は温泉街に突如出現した謎の施設「へめつ基地」へ行ってみたいと思います。

22_003いったいどんなミステリーが待ち受けているのだろうか・・・。

22_009温泉街を歩いていると赤壁の施設が目に付いた。どうやらここがへめつ基地らしい。見た目は寂れたスナックみたいな感じだ。

22_037手書きの看板がいい味を出していますね。それではさっそく入店してみたいと思います。

22_041「やってる?」行き着けの飲み屋に入店するように自然に潜入。

22_047快く出迎えてくれたのはへめつ基地の管理人、一平さん

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「今日はよろしくお願いします。」

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「こちらこそよろしくお願いします。まずお茶でもどうぞ。」

勢いではじめた集いの場所

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「ありがとうございます。まずこの空間、へめつ基地ってなんなんですか?一見飲み屋さんのようですが・・・」

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「そう!もとは飲み屋さんだったんですが、地元の人達と気軽に話せる場所があればいいと思って、今年の9月に勢いで始めたんですよ。今は私が人と会ってお話をする場所になっています。」

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「すごい行動力ですね。普通勢いで潰れた飲み屋借りませんよ(笑)。家賃とかいくらくらいなんですか?」

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「月1万円ですね。」

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「思ったよりお安い・・・。その家賃は飲食代とかでやりくりしているとか?」

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「いや、そういうのは頂いていないんですよ。家賃は自腹で払っています。好きで始めた事なので・・・。それに遊びに来てくれた方が結構差し入れを置いて行ってくれるので、運営費以外は助かっています。たとえば今飲んでいるお茶もそうですし、その座っている椅子も差し入れですよ。絶賛差し入れ募集中です!

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「えー!この椅子まで差し入れなんですか。道理で妙に使い込まれると思った。」

22_016コンポドルチェ的なコーヒーメーカーも差し入れらしい。

出会いの場として

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「もともと私はこっちの人じゃなくて、今年東京の方から引っ越してきたんですよ。」

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「えーそうなんですね(こんなにタオルが似合う東京の人がいるんだ・・・)。引っ越して来て三種町の印象はどうですか?」

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印象は良いですよ。ゆるい感じ人との距離感とかもすごく心地良いですね。食べ物も美味しいですしね。」

22_043「移住してきたからこそこの基地をはじめようと思ったとか?」

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「それはあるかもしれないですね。三種町では気軽に人と会えるスペースが少ないように思えて、それなら自分で作ろうという事になりました。」

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「たしかに町にそういうスペースがあれば良いですよね。しかも利用料無料とあれば利用しない手はないですね。」

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「この前は海外の方も来てましたよ。」

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「え!それはすごい。その方とはどんな話で盛り上がったんですか?」

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「基本的に下ネタです。」

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「あはは(笑)。下ネタは万国共通の言語ですよね。」

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「まぁお酒も入ってましてたしね(笑)」

ギターレッスン

22_030「そこのギターって一平さんの私物ですか?」

22_028「このギターも貰い物です。こういちさんはギター弾けますか?」

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「よくギター弾けそうって言われるんですけどね。まったく弾けません。」

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「よかったら教えましょうか?」

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「是非!」

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「ギター初心者は禁じられた遊びを弾くと良いんですよね。」

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「よく知っていますね。コードが単純だからかな。」

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「まったく弾けません(笑)」

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「いや、初めてにしては結構弾けてますよ。」

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「思ったんですけど、ギターとか楽器も楽しめるスペースとしても使えるといいですよね。」

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「ああそれ良いですね!大人の遊び場的な感じで。」

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「こういちさんって売れないシンガーソングライターみたいですね。」

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「よく言われます。」

へめつ基地の今後

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「一平さんは今後へめつ基地をどのような場所にしていきたいですか?」

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「明確な目標とかはなかったりするのですが、もっと人が集まるようにしたいですね。私自身人の話を聞くのが好きなので、いろいろな人の話を聞いたり、悩み相談に乗ったりしたいです。その為にこの場所や三種町で自分を磨いて行くつもりです。」

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「一平さん自身がこの場所と一緒に成長していくようなイメージですね。」

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「そうですね。色々な人と出会って自分を磨いて成長して行きたいです。

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へめつ基地が良い集いの場となるといいですね。応援しています!本日はありがとうございました。」

差し入れ募集中

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「今日は差し入れ持ってきてなくてごめんなさい。」

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「いえ、気にしないでください。また次に来た時にでも。」

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「そうですか・・・あ、ちょっと待ってください。紙とペン貸してもらえますか?」

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「いいですよ。」

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「何してるんですか?」

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「動かないでください!今大事な所ですから。」

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「出来ました。どうぞ、心ばかりの差し入れです。」

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「・・・」

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「マジでいらないです。」

22_044今回の取材で一番気になった事はこのペヤング。おそらく差し入れのようだが一平さんペヤングって・・・。深くは考えずにへめつ基地を後にした。

おまけ

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「ここ前から気になってたんですよ。」

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「え、なんですかね。開けてみましょうか。」

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「ちょっと入ってみますね。」

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「気をつけてください。」

22_051「えー、うあー暗い。」

22_052「ん?」

22_053「あ」

22_054「何かありますね。」

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「何があったんですか?とりあえずそのままにしておいて!

22_055「持って行きまーす!」

22_056「うひゃー・・・」

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持ってこなくて良いですから!戻してきてくださいよ!

22_057「こりゃひどい。なんですかね(笑)」

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「・・・」

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「・・・」

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「戻しましょう。」

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「そうですね。」

※後日調査の結果、ミョウガと何かの葉っぱを漬けたモノだということが判明しました。

へめつ基地

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※2016年3月23日追記:諸事情によりへめつ基地は閉店してしまったようです。



場所はこの辺。

一平さん取材協力ありがとうございました。