ここは三種町房住山(ぼうじゅうざん)の扇滝です。入り口にはやたら立体感のある鳥がついてる案内図があります。
そんな事より気がつきましたか?私がこの滝の中に潜んでいる事を!心がきれいな人は15秒で見つけられるハズです。20秒で見つけられたら普通の人。30秒以上かかったり、見つけられなかった人は、旅先で入ったトイレが8割の確率でボットン便所でしょう。よーく目を凝らして見てみて下さい。※答え合わせはこの記事の最後で☆
まぁそんな事はさておき。房住山はミステリーの宝庫なんですよ。現にミステリーハンター第一回でも房住山の観音像がパワースポットに選ばれたりもしています。今回は房住山ミステリーに迫ってみたいと思います!
まずは房住山ミステリーの情報収集の為に三種町山本公民館へやってきました。
(ミステリーが俺を呼んでいる・・・ミステリーが俺を呼んでいる・・・ミステリーが俺を呼んでいる・・・ミステリーが俺を呼んでいる・・・ミステリーが俺を呼んでいる・・・。)
「房住山ミステリーのすべてが詰まってそうなこの本。さっそく読んで行きたいと思います。」
内容を載せたかったのですが、著作権的な問題があると思うのでWikipediaと私の読書感想文で
房住山は平安時代前期に天台山の名前で開かれていた。坂上田村麻呂の蝦夷征伐により、長面兄弟征伐の戦場となり堂塔が崩れるなど大きな被害を受けたとされる。長面三兄弟の阿計徒丸(あけとまる)、阿計留丸(あけるまる)、阿計志丸(あけしまる)は額からあごの先まで2尺3寸もあり、身長も一丈(約3m)あったという。wikipediaより引用
マニアックミステリーハンター好きな私に、三種で語り継がれる長面三兄弟の話を最近知った私に…その長面三兄弟の物語が書かれたマンガを読むことが出来ましたので簡単ですが感想など伝えたいです。
そもそも長面三兄弟は、かなりの高身長と聞いていたものの…長男4m10cm・次男3m90㎝・三男3m60㎝。
予想を遥かに超える身の丈!いったいどうすれば高身長になれるものなのか?!私も高身長であればモテたはずなのに…。
話がソレてしまいました…このマンガでの朝廷軍との戦いと長面三兄弟の軍との争いなんですが、驚いたことが!初めから長面三兄弟軍の猛者達は、自分たちの戦の犠牲で民たちがこれ以上苦しむことがないようにわずかな数で戦に出てスデに負け戦になることを分かっていたし、死を覚悟しての戦であったようでまさに漢である!
この三兄弟の高身長もさることながら、力もかなりのもので大木を振り回したり寺院を持ち上げたりする強者であったようである…が!…このマンガでの死に様があまりにも呆気ないので少し驚いてます。
でも、逆にこの呆気なさがカナリの真実味があると思われ読んで感じました!
下岩川と五城目に「長面地区」とあるところは長面三兄弟が由来していることが更にワクワクさせられました。
更にワクワクさせられたのが、長男の最期の恨みの念が「能代の常盤の魔面地区」に飛んでいくのですが、この魔面地区には魔面神社があったはず!
なのでマニアックミステリーハンターこういちとしては見に行かなければ!てか!なぜ房住山から常盤までしかも魔表地区に落ちたのか気になります。
魔表の「魔」が関係しているのかと小さな脳みそに考え付くのはそれくらいでした。
でも、房住山から魔面地区までの距離が長すぎます!たぶん30~40㎞あるのではないでしょうか??と!このようにこのマンガを読んで更に謎が深くなりました!
できればこのマンガで長面三兄弟の周りの人間関係やどのような父母だったのか分かれば嬉しいです。ながながと呟きましたが、この長面三兄弟の話だけではなく色々な伝説や物語を聞くたびに思うことですが…自分にタイムスリップする能力があればな~と考えるのでした。
そうすれば実際に起きたことを目で見て肌で感じることができるのにと思いながら…いつも実際の現場に立ち想いを募らせることで満足させております。 ミステリーハンターこういちの読書感想文より引用
「三兄弟の死に方が結構あっけないんだよね。それが逆にリアルなんだよなぁ。」
「あと、この物語に出てきてる所が地名として現代に残っているところなんかもミステリーハンター心をくすぐるポイントだね。」
「うーん。読めば読むほど房住山ミステリーにはまって行きそう。」
「アマゾンでも売ってないんだぜ。・・・いいだろ?」
一冊の本をきっかけにゆっくりとミステリーの歯車が回り始める・・・。
長面三兄弟の「長面」と同じ地名に降り立った僕らを待ち受ける運命とは!?
やっぱり男はデカさだね!